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待望のバルミューダコーヒーメーカー「The Brew」がやってきた。

2021.10.24

Apple製品以外、予約日に予約をして発売日を待ち遠しい製品というのはそんなに多くないのですが、今回バルミューダのコーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」はそんな製品のひとつでした。

私は日常的に、朝、午前、昼食後、午後、夕方、とおおよそ5回コーヒーを飲みます。18時以降はカフェインを過剰に摂取しないようにノンカフェインの麦茶やカフェインレスの紅茶などを飲むようにして、夜の睡眠に影響しないようにしています。カフェインは20分から30分程度から覚醒効果を発揮し、その後に人によって長いと5〜6時間ほど続くことがありますので、良質な睡眠を得るためには18時以降のカフェイン摂取は控えることが重要です。

さて、その約5回のコーヒーを飲むのはほとんどがザイオン(オフィス)です。こだわりとして、豆から挽いて抽出するデロンギのコーヒーメーカーを使っており、これはこれでお店でも使っているようなタイプなので、かなり美味しいコーヒーを抽出することができます。

新座・志木エリアの「珈琲まめ屋」

かなりローカルな話になってしまいますが、私たちのオフィス「ザイオン」があるのは東武東上線志木駅の南口です。その北口にマルイがあり、その前にその名も「珈琲まめ屋」というコーヒー豆を販売しているお店があります。

BALMUDA The Brewは珈琲豆を挽く機構は備えていないため、挽いた珈琲豆が必要となります。自分でミルでゴリゴリしても良いのですが、取り急ぎ試してみたかったので、「珈琲まめ屋」で「まめ屋スペシャルブレンド」を購入してみました。

The Brewを使ってコーヒーを淹れてみる。

挽きたてのコーヒー豆を手に入れたので、さっそくザイオンのキッチンで珈琲を入れてみました。ちなみに、ちょっと気になる表記揺れで「コーヒー」と「珈琲」がありますが、私は通常は「コーヒー」と表記していますが、前述の「珈琲まめ屋」は屋号のため、「珈琲」という漢字の表記にしています。

なんとなく、iPhone 13 Proのシネマティックモードで動画を撮影してみたかったので、あんまり意味はないのですが、外観のビデオを撮影しておきました。写真をたくさん並べるよりは、わかりやすいかもしれません。ただ、構図も何も考えずにとりあえず撮ってしまったので、迷子になっているところがありますが撮り直しが面倒なのでご愛嬌ということで(笑)

ほんの少しバルミューダらしさが出ているというか、和ませてくれるのが、この起動音です。これから何かが始まるかなというのを期待させてくれます。この後に出てくる、コーヒーを淹れている最中の音といい、仕上がり時の音といい、なぜだか電子レンジの時にはものすごく否定的だったのに、今回は良い方向に感じるのは、待ち望んでいたコーヒーメーカーだからなのでしょうか。

先述の通り、iPhone 13 Proのシネマティックモードで撮りたかっただけという理由で、とりあえず撮ってみました。途中で終わったのかと思ってしまって動いてしまったり、どうしようかと迷子になっているところもありますが、撮り直しが面倒なのでご愛嬌ということで(笑)

ハンドドリップコーヒーの良さが滲み出ている。

正直なところ、私は特にコーヒーに詳しいわけでもなく、何かを語れるような知識はまったくありません。単に日々、コーヒーを飲んでいるというだけのコーヒー好きです。

その私が一杯目を飲んだ時には、とても滑らかですっきりとした味のコーヒーだと感じました。ハンドドリップコーヒーと同様なので、これまでのデロンギのエスプレッソマシンとはまったく違う路線のコーヒーであることは間違いありません。一概にどちらが良いということはないかなと思いますが、その後に社内のスタッフ数名に飲んでもらった時にも同様の感想で、こちらの方が美味しいという声も多くありました。

他のハンドドリップのような方式のコーヒーメーカーで淹れたコーヒーを飲んだことがないので、比較をすることができません。世の中のコーヒー好き方々からすれば、何々と比較するとどうだという批評があるのかもしれません。ただ、私は単純に美味しいコーヒーを飲めたと感じました。

懸念の通り、オフィスでの運用は難しいかもしれない。

味については、まったく問題ないというか、とても美味しいと感じました。しかし、元々懸念していた通り、オフィスでの運用についてはかなり難しいところがあるかなと思います。

実際に、コーヒーを淹れようと思って行動しはじめてからコーヒーを飲むまでに10分弱かかります。上記の動画の通り、The Brewでコーヒーを淹れているだけであれば五分程度ですが、その前にコーヒー豆をセットしたり水を補給したりする時間があり、コーヒーを淹れ終わった後もステンレスサーバーやコーヒーペーパー受けを洗う必要があります。次の人がすぐに使えるようにするには、それを拭きあげておかなければいけないので、それなりに時間がかかってしまいます。

もしも冒頭のように1日に5回コーヒーを入れるとなると50分にもなってしまいます。もちろん、待ち時間もハンドドリップのように自分の手が空かないというわけではないため、スマートフォンなどで他の作業をしながら待てるとはいえ、それでも1日のうちにコーヒーを入れる時間があまりにも長くなってしまいます。

試しに、コーヒーマグを直接設置して、ステンレスサーバーを使用しないようにできないか試そうとしてみたものの、センサーが反応するのかコーヒーを淹れるためのスタートボタンを押すことができませんでした。

少しの間運用してみたいとは思いますし、2, 3人で一緒に入れるならば、それぞれの時間を1回分で済ませられると考えると許容範囲になるような気もしますが、たまたま同じタイミングでコーヒーを飲もうとならないといけないので、なかなか厳しいと思います。

家庭であれば、時間の使い方は自由で、待っている時間も香りや音を楽しむことができると考えると、その待ち時間はロスしているといえないでしょう。元々、オフィス向けというわけではないコンセプトだと思うので、このThe Brewが悪いという話ではないというところはお間違いのなきよう。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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